自分のお店をスタートさせよう

飲食店経営を始めるための準備や手続き

  • 準備や手続きを忘れない

    無許可で、飲食店を経営することはしないでください。 そのようなお店は信頼されないのでお客さんが増えませんし、トラブルに発展してしまいます。 また許可証を申請する期限が決められており、必ず守りましょう。 忘れないよう、早めに申請することをおすすめします。

  • 消防署や警察署に申請する

    ほとんどの飲食店は、料理をする際に火を使うと思います。 そのためには設備や安全性が高いことを証明して、許可を受けなければいけません。 さらに夜にお酒を提供するお店も、許可が必要です。 それぞれは消防署と警察署に申請するので、場所を間違えないでください。

  • お客さんが快適に過ごせるように

    キッチンやフロアを整理することは、飲食店を始める時に欠かせない準備です。 特にフロアはお客さんが過ごす空間なので、居心地が良いように工夫してください。 おいしい料理があっても、快適に過ごせないとお客さんに避けられてしまいます。 すると、経営が苦しくなるでしょう。

許可証を手に入れよう

まずは、飲食店営業許可証と呼ばれるものを申請しなければいけません。
こちらは保健所に申請するもので、その時に料金が発生します。
ですが、ただ申請したいと言っても受理されません。
お店の平面図や見取り図など、様々な書類が必要です。
早めに作成して、お店が完成する10日前までに申請を済ませましょう。
さらに食品衛生管理者も、1つの飲食店につき1人選出してください。
定期的に開催されている講習に参加することで、食品衛生管理者を名乗ることができます。

料理のために火を使う場合は、火を使用する設備などの設置届も提出しましょう。
こちらは、消防署に提出します。
さらに防火管理者選任届も、同じように消防署に出してください。
ちなみにお酒を提供するお店の場合は、それも許可を得なければいけません。
無許可で提供すると法律違反となり、罰則を受けるので注意してください。
知らなかったと言っても、理由にはなりません。

さらに準備として、お店の環境を整えることが大切です。
キッチンの設備はもちろん、お客さんが料理を食べるフロアも必要なものを揃えましょう。
イスやテーブルが、どのくらいあれば良いのかよく考えてください。
たくさん設置するとお客さんの収容人数が高まりますが、隣の席同士が近くなったり、車イスやベビーカーのお客さんが通りにくくなったりします。
誰でも快適に店内で食事を楽しめる環境を目指すことが、飲食店の人気を高めることに繋がると覚えておきましょう。